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給湯器の寿命は10年。取り替えを考えるサイン7つ

給湯器は、壊れてから考えると選べません。 お湯が出ない状態では、見積もりを比べる時間がないからです。

この記事では、いつごろ取り替えを考え始めればいいのかを、メーカーと国の資料で確かめてまとめます。

「10年」はメーカーが決めている期間

ガス機器には、設計上の標準使用期間という期間が決められています。

ノーリツの説明では、

標準的な使用条件のもとで使用した場合の設計上の標準使用期間は、家庭用で製造から10年と設定しています。

リンナイも同じく10年(業務用のガス給湯器は3年)としています。

保証期間とは別のものです

リンナイははっきり書いています。

設計上の標準使用期間は、保証書にある無償保証期間とは異なるものですのでご注意ください。

「保証が切れた=寿命」でも、「10年=壊れる」でもありません。 10年は、安全上支障なく使えるとメーカーが設計した期間です。使い方や設置場所によって前後します。

経年劣化のサイン7つ

ノーリツが挙げている、当てはまったら経年劣化のサインとされる項目です。

  1. リモコンに、ときどきエラー表示が出る
  2. 運転中に、いつもと違う音がする
  3. お湯の温度が、熱くなったりぬるくなったりする
  4. ときどき、お湯にならないことがある
  5. 給湯器から水漏れしている
  6. 給湯器の外装の下部が、ひどくさびている
  7. 給湯器の排気口の周りが黒くなっている

ノーリツは「どれか一つでも当てはまれば経年劣化のサイン」としています。

6と7は、外に出て見るだけで分かります。 排気口の周りが黒いのは、燃え方に問題がある可能性があるので、とくに放置しないでください。

10年以上使った機器の事故

ノーリツは、日本ガス石油機器工業会の案内として次の数字を紹介しています。

2012年から2016年の5年間に、特定保守製品において、10年以上使用したふろ釜や給湯機器が発火するなどの事故が435件発生しています(製品評価技術基盤機構 NITE調べ)

古くなるほど、故障ではなく事故になる可能性が出てきます。

ガス給湯器は、国の点検制度の対象から外れています

ここは知られていない話だと思います。

国には長期使用製品安全点検制度があります。経済産業省の説明では、**経年劣化で重大事故を起こすおそれがある製品(特定保守製品)**について、所有者登録をしておくと、メーカーから点検の通知が届く仕組みです。

ところが、令和3年(2021年)8月1日の改正で、対象品目が削除されました。

製品
今も対象石油給湯器、石油ふろがま
2021年8月に対象から外れた屋内式ガス瞬間湯沸器、屋内式ガスふろがま、FF式石油温風暖房機、浴室用電気乾燥機、ビルトイン式電気食器洗機

つまり、ガスの給湯器は「点検の通知が来る制度」の対象ではありません。

では、どうやって気づくか

制度の対象外でも、次の2つがあります。

リモコンに「88」が出たら故障ではなく、点検時期のお知らせです。表示の消し方を調べて消してしまう前に、製造年を確認してください。

製造年の調べ方

給湯器の本体に貼られている**銘板(型番などが書かれたシール)**に、製造年が書かれています。屋外設置なら、正面か側面にあります。

わからなければ、見積もりのときに業者に見てもらってください。 号数も一緒に確認できます(給湯器の「号数」とは)。

プロパンガスの家で気を付けること

給湯器がガス会社の持ち物(無償貸与)の場合、自分で取り替えを決められません。 まず所有者を確認してください(給湯器が壊れた。まず確認すべきは「誰のものか」)。

ガス会社の持ち物なら、点検や取り替えの費用はガス会社が負担するのが一般的です。10年を超えているなら、壊れる前に相談しておくとよいです。

壊れる前に動くと、何が変わるか

壊れてから壊れる前
業者選び時間がなく、1社で決めがち複数から見積もりを取れる
機種在庫のあるものになりやすい号数や種類を選べる
費用比べられない内訳と保証を比べられる
補助申請の段取りが間に合わないことがある補助の対象機種を選べる

とくに冬は業者が混み合い、修理まで数日待つこともあります(冬に給湯器が凍ったら)。寒くなる前に製造年を確認しておくのが、いちばん実用的です。

相談先の一例【PR】

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給湯器の修理・交換を扱う業者の一つにお湯出ない.comがあります。公式サイトには、出張・見積もり・相談が無料、工事に10年保証(本体の10年保証は別料金)と書かれています(2026年9月25日確認)。

まだ使えているなら、急いで替える必要はありません。 上のサインが出ていないか、製造年が10年を超えていないかを確かめてからで十分です。所有者がガス会社の給湯器(無償貸与)には使えません。

出典