検針票のどこを見れば、料金が高いか分かるのか
毎月ポストに入っている検針票。金額だけ見て捨てていませんか。
実は3か所を見るだけで、自分の料金が高いかどうか判断できます。
見るべきは3か所
| 項目 | 何が分かるか |
|---|---|
| 使用量(m³) | 今月どれだけ使ったか |
| 請求額(円) | 実際に払う金額 |
| 従量単価(円/m³) | 料金が高いかどうかを決める数字 |
このうちもっとも重要なのは従量単価です。使用量が多くて請求額が高いのは当たり前ですが、単価が高いのは会社の設定によるものだからです。
料金は2つの部分でできている
検針票を見ると、料金がこう分かれているはずです。
基本料金 使用量に関係なく毎月かかる固定費
(ボンベや配管の維持、保安点検、検針の費用)
従量料金 使った量 × 従量単価
請求額 = 基本料金 + 従量単価 × 使用量
たとえば基本料金2,000円、従量単価600円で10m³使った場合、
2,000 + 600 × 10 = 8,000円
となります。
従量単価が書かれていないことがあります
ここが実は重要な点です。
理想的な検針票には、①基本料金 ②使用量 ③従量料金 ④1m³あたりの単価 の4つが記載されています。しかしこの記載がない検針票を出すガス会社もあります。
単価が書かれていない場合は、表記が違うだけのこともあります。次のような言葉を探してみてください。
- 単価
- 料金単価
- 従量料金単価
- 1m³あたり
それでも見当たらない場合は、自分で計算できます。
従量単価 = (請求額 − 基本料金)÷ 使用量
基本料金すら書かれていない場合は、ガス会社に問い合わせれば教えてもらえます。
記載がないこと自体が判断材料になります
内訳を書かない会社が、ただちに不当というわけではありません。ただ、利用者が単価を確認できない状態であることは事実です。
料金の透明性を重視する会社ほど、内訳を明記する傾向があります。内訳が書かれていない場合は、一度単価を確認してみる価値があります。
検針票が手元にあれば、すぐ比べられます
使用量と請求額の2つが分かれば、お住まいの地域の平均と比較できます。
地域を選んで数字を入れるだけで、月いくら・年いくら違うかが出ます。比較の基準は、石油情報センターが毎月公表している公的な統計です。
地域別の平均価格そのものはプロパンガスの平均価格はいくらか(地域別)にまとめています。
検針票は捨てずに取っておく
もし将来ガス会社の切り替えを検討するなら、検針票が交渉材料になります。
- 過去の使用量が分かれば、年間の負担額を正確に見積もれる
- 見積もりを取るとき、現在の単価を伝えられる
- 切り替え後に「本当に安くなったか」を比較できる
最低でも直近1年分、できれば冬(使用量が多い時期)を含む期間を残しておくと役に立ちます。
まとめ
- 検針票の使用量・請求額・従量単価を見る
- 単価が書かれていなければ、
(請求額 − 基本料金)÷ 使用量で計算する - 地域の平均と比べる
- 高いと判断できたら、切り替えの手順を確認する
なお、平均より高いからといって、ただちに不当というわけではありません。設備の費用が料金に含まれている場合もあります。切り替えを検討する前に、無償貸与と2024年の法改正を読んでおくことをおすすめします。