プロパンガス会社を切り替える手順
手続き /
切り替えは面倒だと思われがちですが、利用者がやることは多くありません。
新しいガス会社がほとんどの手続きを代行するためです。
やることは3つだけ
- 新しいガス会社を選ぶ
- 委任状に署名して返送する
- 切り替え作業に立ち会う(15〜30分)
以上です。工事らしい工事はありません。
その前に:変えられる住まいかを確認する
ガス会社を選べるのは契約者本人だけです。
| 住まいの種類 | 変更 | 理由 |
|---|---|---|
| 持ち家の戸建て | できる | 自分が契約者 |
| 賃貸の戸建て | 大家の合意が必要 | 契約者は大家 |
| アパート・マンション | できない | 建物全体で1社と契約している |
集合住宅の場合、できるのは大家や管理会社への相談までです。詳しくは賃貸でもガス会社は変えられるのかをご覧ください。
ステップ1:新しいガス会社を選ぶ
まず現在の請求額を把握します。検針票の「使用量」と「請求額」があれば、全国平均と比べることができます。
会社を選ぶときは、提示された単価だけでなく次の3点を必ず確認してください。
- その単価がいつまで保証されるか(口頭ではなく書面で)
- 設備の貸与があるか、ある場合の契約期間
- 解約するときの条件
とくに1つ目です。切り替え直後は安くても、しばらく経って値上げされるという話が繰り返し出てきます。
ステップ2:委任状を書く
新しいガス会社に申し込むと、委任状が送られてきます。署名して返送すると、現在のガス会社への解約手続きを新会社が代行します。
つまり、今のガス会社に自分から電話する必要はありません。切り替えを申し出ると引き止められることがあるため、この代行は実務上ありがたい仕組みです。
委任状を送ってから正式に切り替えられるまで、約1週間前後が目安です。地域や会社によっては最短1〜2日で完了することもあります。
ステップ3:作業に立ち会う
当日はボンベの交換とメーターの取り替えが行われます。作業時間は15〜30分程度です。
原則として契約者本人の立ち会いが望ましいとされていますが、都合がつかない場合は家族や代理人で対応できることもあります。申し込み時に確認しておくと確実です。
ガスが止まるのは作業中の短時間だけで、当日から新しい会社の供給に切り替わります。
費用について
原則として、切り替え自体に費用はかかりません。ボンベやメーターの交換費用は、新しいガス会社が負担するのが一般的です。
ただし、現在の契約に設備の無償貸与が含まれている場合、解約時に残債や撤去費用を請求されることがあります。金額が大きくなることもあるため、申し込む前に現在の契約書を確認してください。
この点は無償貸与と2024年の法改正にまとめています。切り替えを決める前に目を通しておくことをおすすめします。
まとめ
| ステップ | やること | 期間 |
|---|---|---|
| 1 | 新しい会社を選ぶ | 検討次第 |
| 2 | 委任状に署名して返送 | 送付から約1週間 |
| 3 | 作業に立ち会う | 15〜30分 |
手続きの負担は小さいので、判断の材料を集めることのほうに時間をかける価値があります。